自殺物件を安く買取してくれる不動産選びのコツとは
自殺物件は相場に対して20％～30％の割引額になるといいますが、これは買取を依頼するときの目安にすべき割引額です。
自殺が起きた家は事故物件として取り扱われることになるので、自殺物件だからといってあまりにも安い価格設定にすると買主側が不審に感じてしまう売却ができなくなる可能性もあるなど適切な価格設定にすることが大切です。
どのような方法で自殺をしたのか、これによっても価格は変わるようですが血液などのような痕跡があるものはそれをきれいに取り除くこと、畳やクロス、壁紙などの汚れもリフォームで痕跡を消すなども必要になって来ます。
しかし、自殺物件は自殺が有ったことを買主側に対して告知する義務があるので、訳あり物件を専門にしている業者に売るのがコツといえましょう。
特に、経験を多く持つ業者に相談すればリフォームをせずに売却ができるケースもあります。
リフォームを行うとなると費用や手間がかかるので、予算がないときや早期段階で売りたいときなどは専門業者に依頼するのがコツといえましょう。
自殺物件を買取してもらう前に知っておきたい内容説明の知識
自殺や殺人、孤独死などが起きた家は事故物件として取り扱われることになります。
仮に、所有していた不動産が自殺物件になってしまったとき、それを売却する場合には専門業者を利用する形になるのが一般的です。
また、中には普通の不動産会社でも買取して貰えることもありますが、自殺物件であることを告知することは義務になっているのでそれを隠して売却することはできません。
もし、自殺があったことを説明せずに売却して後から事件もしくは事故などが起きたことが発覚すれば心理的瑕疵が認められるので契約不適合になることもある、この場合契約が白紙に戻されるだけでなく、買主側からの契約解除および損害賠償請求を受けることもあるので注意が必要です。
仮に、売却ができても周辺に住んでいる人々の噂やニュース報道、インターネットなどを介して自殺物件であることが後から発覚するなど、自殺物件などの売却においては必ず告知することが重要とされます。